iketanのポケカブログ

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【デッキ解説】ウルネクデッキ-コンセプト、ポケモン編-

 今回は前回の初稿

iketan-mark1.hatenablog.com

で紹介したウルネクデッキについて解説していきます。

 

 

デッキレシピ

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デッキレシピを編集したい方は下のリンクから可能です。

デッキを表示 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ

 

コンセプト

メインアタッカーをウルネクとし、サポートしてカラマネロと組ませる一般的なウルネクデッキです。ですので、基本的にカラマネロの特性「サイコリチャージ」で、エネルギーをウルネクやネクロズマあかつきのつばさGXにつけて戦っていくデッキとなっています。

非GXのアタッカーとしては特性「やぶれたとびら」を持つギラティナです。技「シャドーインパクト」はデメリットもありますが、130ダメージと十分なダメージを出すことができます。

 

ポケモン

ウルトラネクロズマGX(2枚)

メインアタッカー。たねポケモンでありながら、鋼+超で打てる技「フォトンゲイザー」は基礎ダメージ20+基本超エネルギーの数×80ダメージという破格の高倍率で、簡単に高火力を出せます。

GX技「めつぼうのひかりGX」も互いのサイド枚数の合計が6枚以下という条件はありますが、終盤でのサイド一気取りによる勝利へ何度も導いてくれました。

メインアタッカーなのに2枚しか採用しない理由としては、このデッキでは場にカラマネロを複数並べたり、カプ・テテフGXを出したりしてそこまで場に空きがないので、アタッカーの枠として割けるのは1~2枠です。かつ、ベンチで育てなくても、ベンチに出す→鋼エネルギー手貼り+サイコリチャージですぐに攻撃できるからです。

 

 

ネクロズマ あかつきのつばさGX(1枚) (以下:あかつきネクロ)

ウルネクの相棒として、ウルネクデッキのほとんどのデッキに採用されています。カラマネロの特性「サイコリチャージ」はベンチポケモンにしかエネルギーをつけれないので、前のターンで攻撃して基本超エネルギーが0のウルネクがエネルギー補充のためにベンチに戻る必要があります。このとき、このポケモンの特性「インベイジョン」を使ってウルネクとあかつきネクロを入れ替えます。

そうして、ウルネクは基本超エネルギーを補給し、その後、攻撃するためにはまたバトル場に出る必要があります。ここで、あかつきネクロに2エネ貼ってあれば2エネ切って逃げれますが、スタジアム「月輪の祭壇」があれば超エネルギーが1エネでもあかつきネクロに貼ってあれば、逃げエネなしで逃げることができます。

これが、ウルネクデッキの一般的なシステムです。

 

ウルネクデッキのシステムとしての働きはもちろんですが、超3で技「やみのせんこう」は抵抗計算しないので、確実に120ダメージ出すことでできます。

GX技「イクリプスムーンGX」は、こちらもサイド差が負けているという条件はありますが、180ダメージを出しつつ、「次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。」という、いわゆる無敵状態になれるので強力なGX技です。

 

しかし、ウルネクデッキのシステムに関わるポケモンで、多くのデッキで2枚採用されていますが、私は1枚しか採用していません。

その理由としてはHPの低さです。HP180ラインは打点として出されやすいので、容易に相手にサイド2枚とられてしまいます。かつ、あかつきネクロの技の打点は決して高いとは言えないので、これらを加味して1枚採用となりました。

 

 

マーイーカ(4枚)

ウルネクデッキのシステムの中心であるカラマネロの進化元なので4枚採用。

初ターンの理想としては、先攻では2体、後攻では3体場に出せるといいです。

 

 

カラマネロ(3枚)

特性「サイコリチャージ」でトラッシュにある基本超エネルギーをベンチポケモンにつけることができます。これにより、新たに出したポケモンでもすぐに技が使えるようになります。

2体は常に展開しておきたいので、3枚採用。

 

 

・カプ・コケコ(1枚)

技「かいてんひこう」を持つカプ・コケコです。逃げエネが0ですので、バトル場にコケコがいると、ベンチのアタッカーポケモンカラマネロの「サイコリチャージ」で育てる→コケコ逃げる→アタッカーがバトル場に出て攻撃という流れが可能になります。

ウルネクデッキにこのコケコが採用されるのは珍しいと思いますが、このコケコがいるとサポート「グズマ」などを利用して月輪+あかつきネクロのシステムを擬似的に再現することができます。

また、「ロストマーチデッキ」の対策としても活躍できます。ワタッコの最初の進化元であるハネッコはHP40かつ雷弱点なので技「かいてんひこう」でワンパンできます。さらに、ネイティはHP40なので、「かいてんひこう」2回できぜつさせることができます。

 

 

ギラティナ(1枚)

特性「やぶれたとびら」を持つギラティナです。特性「やぶれたとびら」はウルネクのGX技「めつぼうのひかりGX」と非常に相性がよく、相手のHP70のベンチポケモンにダメカンを1個乗せつつ、「めつぼうのひかりGX」を打ってきぜつさせることができます。例えば、最近流行りの「ジラーチサンダーデッキ」に対しても、ベンチのジラーチ2体にダメカンを1個ずつ乗せ、「めつぼうのひかりGX」で一気にサイド2枚取りすることができます。

また、非GXのアタッカーとしても優秀で、自分の場のポケモン1体に40ダメージというデメリットはあるものの、3エネで130ダメージ出せるので、相手の非GXアタッカーを基本的にワンパンできます。さらに、特性「やぶれたとびら」で相手のベンチにいるカプ・テテフGXにダメカンを乗せ、グズマ+こだわりハチマキでワンパンするプランも取れます。倒されても、特性で戻ってこれるので、非常に優秀なアタッカーです。手札からベンチに出すのはもったいないので、基本的にハイパーボールなどのコストにしてトラッシュへ送っておくことがポイントです。

 

 

マーシャドー(1枚)

特性「やぶれかぶれ」を持つマーシャドーです。特性でサポート「ジャッジマン」と同じ効果を発動します。最近はアローラロコンの「みちしるべ」、フーパGXの「ローグリング」などどいった強力なサーチ技が多いので、それを相手の手札から流したいときにこの特性を使います。

ジャッジマンではなく、マーシャドーを採用する理由は、ジャッジマンだと1ターンに1回しか使えないサポート権を消費してしまいますが、マーシャドーは特性を使った後でもサポートを使っていなければ、ドロサポ「シロナ」、「リーリエ」を使って相手の手札を4枚にしつつ、自分は手札を増やせるという動きができます。

先攻初ターンでマーシャドーの特性を使い、その後リーリエなどを使うとかなりのアドバンテージを得られるので、積極的に狙っていきたいです。

 

 

カプ・テテフGX(1枚)

強力な特性「ワンダータッチ」で、好きなサポート1枚を山札から持ってこれます。序盤、中盤にかけて場を展開するためドロサポを持って来たり、終盤の詰めの部分でグズマを持ってこれたりと、どの場面においても活躍する特性を持っています。

カプ・テテフを1枚採用にしている理由としては、場にカラマネロを複数並べる都合上、もし2体出してしまうとアタッカーを置けなくなってしまったり、ギラティナの特性が使えなくなったりしてしまう恐れがあるからです。また、ギラティナ自傷ダメージをカプ・テテフGXに乗せ、次のターンサポート「アセロラ」で回収し、再利用という動きもできるからです。

使うタイミングとしては、このデッキは初ターンでいかにマーイーカを展開できるかにかかっているので、初ターンでドロサポがない場合に使うことが多いです。

 

 

おわりに

大変長くなりましたが、1枚1枚に採用理由や枚数が事細かに考えているので仕方ないかと思います。

次回はグッズ、サポート編を予定しています。

 

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